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大徳川展 強力な権力の結晶、一堂に
Yahoo!ニュース 産経新聞
徳川家に伝わる宝物を集めた「大徳川展」が東京・上野の東京国立博物館平成館で始まった。徳川宗家だけではなく、家康の息子たちを始祖とする尾張、紀伊、水戸の御三家に伝わる武具、甲冑から茶道具、美術工芸品、日用品まで、国宝を含むさまざまな宝物300点余りが展示されている。
260年以上も続いた史上最長の武家政権の権威の源泉は、長く続いた戦国の世に決着をつけた強力な武力だが、それを象徴するのが、甲冑、刀剣、馬印や旗、軍配などの武具だ。
関ケ原の戦いの際に家康が着用した「歯朶具足(しだのぐそく)」のほか、家康が部将らに与えたと伝わる4領の「南蛮胴具足」など、各地の博物館や美術館、神社から集められた甲冑がそろう。南蛮胴具足のひとつには強度を試すために撃ったという、鉄砲の弾痕が生々しく残る。実戦で役に立たなければ価値がない戦国の厳しさ。その事実を泰平の世に生きる子孫らに伝える役割を担っていたのだろう。
幕府の体制が整備される中で、家康が神格化されるとともに数多くの画像が描かれたが、圧巻は関ケ原の戦いの翌年に家康が自ら作らせた等身大の座像だ。門外不出の像として伝えられ、のちに芝東照宮の神体になった。強烈な意思を秘めた眼光の鋭さは、400年の時を経ても衰えず、あたりを威圧するかのようだ。
織田信長、豊臣秀吉ら戦国の覇者たちの間を転々とした名品として名高い「初花」「新田」の茶入れ、切腹を命じられた千利休が自ら削り弟子に与えた「泪(なみだ)」の茶杓(ちゃしゃく)などの茶道具、「源氏物語絵巻」をはじめとする書画。過去に例のない規模の展覧会は、かつて強大な権力のもとに集められ、長い年月の間に全国に散らばった道具たちのいわば“同窓会”でもある。12月2日まで。(栫井千春)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071031-00000105-san-ent
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